梅田講演会「クリスマスってどんな時?」
     ~欧米で親しまれてきた絵本や物語をとおして~

2015年12月9日(水)

会場:関西学院大学大阪梅田キャンパス
講師:広渡 純子(学校法人関西学院聖和短期大学教授)

ようやく朝晩が冷え込む時期になってきた中、会場は満席近く埋まりました。
今回はクリスマスを目前に、広渡先生による「クリスマスってどんな時?」~欧米で親しまれてきた絵本や物語をとおして~と題し、お話いただきました。


街中では早くからクリスマスツリーが飾られ、色とりどりのイルミネーションが輝き、クリスマスソングが賑やかに流れて、街は華やいだ雰囲気に包まれています。日本では、なんといってもサンタクロースやプレゼントのイメージが強いクリスマスですが、ヨーロッパでは、イエス・キリストが誕生する前から、この時期に光の祝祭として太陽や光の祭りが行われてきました。電気のないこの時代、人々は穀物の豊穣を祈り、生きるために必要な光の有難さを感じていました。この光が今のクリスマスツリーの電飾やローソクの灯に繋がっているのかもしれません。


サンタクロースの誕生には諸説あり、以下を始め多くの絵本にも記されています。
※エリナ・ファージョン作『セント・ニコラスの話』
※クレメント・ムーア詩、ウィリアム・デンスロウ絵『クリスマスのまえのばん』(聖ニコラスの来訪)


アメリカでは19世紀に入り、真っ赤な服を着て、子どもたちにプレゼントを贈る、現在のサンタクロースの原型が創造され、それが次第に家族団らんの楽しいクリスマスが定着したようです。
子どもたちはサンタクロースを見ることができません。でも子供たちにとって親以外に自分を愛してくれる人(サンタクロース)がいるという事が嬉しさや幸せに繋がっていると思います。


然しながら、世界中には紛争、飢餓、差別や貧しい生活を強いられている、クリスマスを祝うことができない子供たちがいることも忘れてはなりません。


クリスマスを迎える準備の時としてのアドベント(待降節)の一年の終わりに子どもたちにメッセージ性のあるクリスマスの絵本をゆっくり読んであげてほしいと思います。
世界中の子供たちが平和と安全に導かれ、皆さんにも素敵なクリスマスとなることを願っています。


次回の梅田講演会は詳細が決定次第、同窓会HPでご案内する予定です。



梅田講演会「サーバント・リーダーシップとMastery for Service」




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